桜蔭中学校

03-3811-0147
〒113-0033 東京都文京区本郷1-5-25
受験日:2月1日
桜蔭中学校
科目
試験時間
配点
国語
50分
100点
算数
50分
100点
理科
30分
60点
社会
30分
60点
国語

  大問1・論説文(管啓次郎・小池桂一『野生哲学 アメリカ・インディアンに学ぶ』)、大問2・物語文(魚住直子『クマのあたりまえ』)から出題。大問1はイロクオイ族の「七世代」あとのことを見通した生き方を現代のわれわれに突きつける内容。問3は農林水産業、工業、都市計画、消費体制について「(自分で考えて)具体例を挙げて説明する」というもので、国語の範疇を超えた問題です。大問2は読みやすい文章ゆえ、かえって記述をどうまとめるかに四苦八苦する受験生が多かったことでしょう。桜蔭の記述は「手際よく、短時間でまとめる」ことを要求しています。これは一朝一夕に身につけられるものではありません。普段から「書く」鍛錬を積むことが大切です。【矢野】

算数

  大問5題で小問は15問と昨年より小問数が減りました。解答は式や考え方を書かせる記述式です。大問1は例年通り小問集合で、計算、整数問題という構成でした。大問2は長方形と三角形の融合図形の回転体、大問3はニュートン算、大問4は数列の応用問題、大問5は直方体の辺などの周上を移動する動点と体積の問題でした。今年の問題も、昨年同様にやさしめの問題構成でした。しかしながら受験者層を考えると合格するためには高得点が必要になるでしょう。途中式も含めて、丁寧に正確に解く練習が必要です。問題傾向として、規則性や調べる問題はよく出題されます。【木下】

理科

  昨年度まで4題だった大問数は3題になりましたが、小問数は45問と例年並みのボリュームに戻りました(昨年度は小問数27問)。作図・記述(字数制限あり)・計算問題とバリエーションに富み、どれも質の高い問題であるといえます。大問1は2011年の夏の猛暑や節電を切り口とした総合問題です。気温と地温・緑のカーテン・放射熱について問われました。大問2は水素の発生量の計算や気体の性質についての問題で、水素を捕集する装置の作図も出題されました。大問3は光源の大きさと影についての問題です。桜蔭の理科は、実験結果をもとに思考していく問題が多く出題されています。日ごろから、与えられた条件や結果を論理的に考える習慣、本質を見抜く力をつける学習、時事的な話題に目を向けることを意識しましょう。【佐藤】

社会

  今年度は大問3題・小問43問で、昨年度から大問数が1題減ってはいるものの、大きな変更点はありません。また、昨年度に比べやや選択に困るであろう問題が増えましたが、8~9割の高得点勝負であったと推察されます。大問1は日本の平野と河川に関連した地理(河川環境の整備と保全の新たな例として、「やすらぎ堤」という堤防の利点を説明する論述問題を含む)、大問2は自然と人間の営みをテーマとした歴史総合、大問3は公民の小問集合いう構成でした。女子御三家三校中、一見最も解きやすい入試問題に見えますが、三分野の基礎学力を受験参考書などでしっかり固めることが必要最低限の条件です。その上で、社会常識や細かい知識をできる限り正確に吸収しようとする学習姿勢が望まれます。【及川】

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